しにがみさまへ

 キャリアのカウンセラーと話をした。結局のところ、どの選択肢が正しいかなんて、誰にも分からないのだ。でもね、死は確実に問題(と存在そのもの)をきれいさっぱり取り去ってくれる唯一の解なのだ。間違ってないと思うけど、何がダメなんだろ?

 今日は忙しかったので、例の‘乗車位置’に行けず。恐怖なんて結局は慣れの問題だから、この行為を積み重ねていけることで実行に移せるはず。次は足を金具に掛けるところまでやってみよう。それと並行して、この存在を繋ぎとめる何かを探し出して、断ち切っていこう。少しずつ、着実に。

 こんなことを口走る本当の意味をボクはうすうす気づいてはいるのだけど、それでどうにかなることじゃない。いっそ、殺してはくれまいか?