高坂言論20

■薬の過剰接種という儀式について
リスカに興味がないわけではないけど、傷痕を残したくないので出来ないでいる。何度かそっと手頸に刃を当ててそろっと引いてみるので精一杯だった。

がっちがちの理性を多少解放することがボクには必要だ。趣味とか嗜好品といった類いのものか。ボクを多少なり知っている人ならばマンガやラノベに異様なまでの収集癖を持っていることはご存知かと思うが、最近は新刊を買って積んでおくのが恒常化(言い訳をすると試験やらで忙しかった)しているが、収集癖・購買意欲の追求がその異常なまでの消費行為の元凶なのかもしれない。

煙草は憧れているが、吸わない。近親者に喫煙者がいなく、煙草が身近ではなかったこと、なによりもマンションの他の部屋の住人がベランダで煙草を吸うので煙草臭さをねぐらが煙草臭くなるのが嫌なのだ。ニコ中が勝手に病気になる分には構わないが、自己中心的な吸い方(吸い殻のポイ捨て、禁止箇所での禁煙、非喫煙者への配慮不足)か自らの肩身を狭くしていることに気付くべきだと思う。

お酒については、さんざんやらかした経験から当面は控えようと思う。美味しくて、開放的な気分になれるだなんて、あれは一種の麻薬だ。本当に恐ろしい飲み物だが、何よりも二日酔いの辛さ、さながら生き地獄は二度と味わいたいものではない。

お酒はアルコール基によって脳を麻痺させているだけであって、同様の効用を持つ化合物であるならばアルコールを摂取したときのような快楽を覚えることができるはずである。認可された薬であっても、巷に氾濫反しているドラッグ・合成ハーブしかり、すべて化学物質の構造とその作用の違いですらない。

もっと突き詰めていくと味や匂いにも化学物質が大いに関与していて、脳科学の領域においてはシナプスから放出される脳内伝達物質の種類が感情に大きく関与しているらしい。化学から身を引いた立場ではあるが、本当に面白い分野もあるのだと思う。

死に損ないジジイ(まだくたばってないのだろうか、くすくす)が主宰となって単なる自己満足としか思えない大して意味もない薄膜を作らせたり、その上でさらに取り仕切るペテン師に至っては、自書を教科書として買わせながら一切使わず中身のない授業を延々と続け、保身からありのままを書かれた退学届をその場で改竄させる(改竄前のものを証拠コピーして証拠として取ってある)ような悪魔の巣窟の2年はさながら地獄で、こいつらの死を願う日々が続くことになるのだが。それか見かけたら殺さないまでも、ぶん殴ってやろうかと思う。それぐらい憎んでいる。
大学時代に「これだ!」と思えるような研究室・人間に出会えなかったのが今の運のつきなのだと思う。

とにかく、ボクが言いたいことは、お医者さんから「これは1日3回、2錠ずつですよ」と言われた薬を短時間でシート単位でぺろりと平らげるということが、ボクにとっては「ボクはまともではない」ということを証明するための重要な儀式なのである。