「シェフ!〜三ツ星レストランの舞台裏へようこそ〜」(2012仏)

レシピを舌で記憶する特殊な才能を持つシェフのジャッキーは、レストランをクビになりペンキ塗りの仕事をしていた。一方、三ツ星レストランの有名シェフ、アレクサンドルは三ツ星存続の危機に陥っていた。そんなある日、老人ホームへ友人に会いに行ったアレクサンドルは、そこで飲んだスープが自分のレシピを再現したものだったことに驚愕する。

偶然の巡り合わせで不遇のシェフが成功を収めていくサクセスストーリー。こだわりを捨てない頑固さの一方で、互いの才能を認め合う師弟関係は素敵だなと思った。最後のオチはフランスっぽくて思わずにやりとした。

独断と偏見に基づく私的評価【★★★☆:優】