こつり、こつり。 死神様が近づく音が聞こえる。 ボクは振り返るけど、そこには誰も居ない。 ボクにはそこに死神様がいるとはっきり分かるのに。 あぁ、ボクは幻覚を見てるんだ。 「やっぱり死神様なんて、居ないんだね」 ぎゅっと右手を握る。 彷徨える刃は…
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