終末の微笑

 最近、「終末の微笑」ばっかり聞いてます。とあるゲームの挿入歌なんだけど、「文学は勝つための学問じゃなくて……負けないための学問だよ…… だから、私は戦えるんだよ……」という台詞が印象的な女の子のルートで流れるみたい*1。で、途中で話が分岐するんだけど、虐められ、犯され、精神崩壊に至り、「死ぬ寸前の状態になることにより封印された力を取り戻す儀式」という妄言を信じ込んで、マンションから飛び降りるとかなんとか。歌詞も荒廃的で素晴らしく、「廃墟の墓標で 骸が天使と変わる」という締めくくりは特にね。現実と虚構の区別を意図的に曖昧にしてる*2と、儀式は「幸せになるための選択」であり、たいそう甘美なものに聞こえるのですが、少し冷静になって考えてみれば可愛らしい女の子(しかも現実には存在しえない)がやるから絵になるのであって、それを現実で実行したらただの痛い子だよなぁ・・・と思った次第。

*1:そのゲーム自体をやったことが無いので、よく分からないけど

*2:まぁ、こんな精神状態ですから・・・