「最高の人生のはじめ方」(2012)

有名な小説家モンテ・ワイルドホーンも、今ではアルコールにおぼれ創作意欲を完全に失っていた。孤独な毎日を過ごす彼に、甥のヘンリーは避暑地で夏を過ごすことを提案。モンテは美しい湖畔にあるキャビンを訪れるが、その隣家へ魅力的なシングルマザーのシャーロットが三人の娘を伴ってやってくる。シャーロットたちと徐々に交流を深めるようになるうち、モンテは、自分の中に創作意欲と優しい心が戻ってくるのを感じるのだった。

ものっそい偏屈な老人が徐々に心を開いて打ち解けていき、ずいぶんとまぁ柔和になっていく演技は、さすがモーガン・フリーマンというべきか。ストーリー的にはある意味で教科書的だけど、ウィットに富んだセリフ回しでなかなかの良作だと思います。
甥役は、モーガン・フリーマンの息子なのな。

独断と偏見に基づく私的評価【★★☆☆:良】