「本当にわかる哲学」講読2
◆第2章 世界とはなにか?-古代ギリシア哲学-
○世界はどうなっているのか?
- 「世界はどうなっているのか」という古来からの命題に対し、宗教は創世神話を通じて長きにわたって答えを与え続けてきた
- 哲学の始祖タレス:「万物の原理は水である」
- 世界を構成する<素材>から世界を生成変化させる<動因>の探究
○世界を認識する人間の問題
- ソクラテス:「魂への配慮」
- 対話を通じて無知の自覚を促すとともに普遍性・本質を考察させる
- 「世界とはなにか」という問いに対して、世界それ自身ではなく、それを問うている人間の知性・精神に答えを求め、視点を転換させた
○世界を説明する体系
- アリストテレス:「形相と質料」