「ルビー・スパークス」(2012米)

若くして天才作家としてもてはやされたカルヴィンだったが、今ではひどいスランプに陥ってしまっている。そこで、理想の女の子“ルビー・スパークス”の物語を書くことに。執筆に没頭していたある日、何とカルヴィンの前に自分が空想して作り上げていたルビーが現われ……

突如として現れた理想の女の子、種を明かせばドラえもんの秘密道具のような設定。彼女に合わせようとすれば、彼女は離れていく。彼女を変えようとすれば、彼女は彼女でなくなっていく。肥大化する目論みで‘男の夢’は破滅してしまうのだけど、救いのあるラストは憎い。
どうでもよいのだけど、カルヴィン役の男優とルビー役の女優は実際に付き合ってるとか。

独断と偏見に基づく私的評価【★★★☆:優】