「清須会議」(2013日)

本能寺の変によって織田信長が亡くなり、筆頭家老の柴田勝家羽柴秀吉が後見に名乗りを上げた。勝家は三男の信孝、秀吉は次男の信雄を信長亡き後の後継者として指名し、勝家は信長の妹・お市、秀吉は信長の弟・三十郎信包を味方にする。そして跡継ぎを決めるための清須会議が開催されることになり、両派の複雑な思惑が交錯していく。

これだけキャリアのある役者を揃えたのだから、やはり安定した出来栄え。史実を基にした三谷監督による解釈を織り交ぜたエンターテイメントだと割り切れば、十分に楽しめる。深夜バスに散々苦しめられていた時代の大泉洋を知っているから、何と言うか大成したなぁと訳の分からない感動。

独断と偏見に基づく私的評価【★★★☆:優】