「素敵な金縛り」（2010日）

失敗が続いて後がない弁護士のエミは、ある殺人事件を担当することになる。被告人は犯行が行われたときに自分は金縛りにあっていたので、完ぺきなアリバイがあると自らの身の潔白を主張。エミはそのアリバイを実証するため、被告人の上に一晩中のしかかっていた幽霊の落ち武者、六兵衛を証人として法廷に召喚させるが……。

正直、邦画は物語性と娯楽性を両立させようとして結局中途半端に終わってしまうイメージが強いのであまり興味がないのだが、三谷作品は娯楽性を追求しつつ適度な物語性があるので、密かに好きだったりする。豪華なキャストは圧巻。伏線や演出が三谷作品らしい。
[ｺｺｶﾗ雑談]
どうでも良いのだが、三谷作品の常連、唐沢寿明と佐藤浩一の区別がちょっと苦手。よくごっちゃになってこんがらがる。ちなみに、本編には一切出ず、エンドロールのワンカットにだけ大泉洋を出すあたりが素敵。
[ｺｺﾏﾃﾞ雑談]

独断と偏見に基づく私的評価【★★★☆：優】