哲学の授業でレポート2通書かなきゃいけないので、年明けくらいからかための本をちまちま読んでる。さすがにそればっかりだと嫌になっちゃうので、気分転換にやわらかめの本を。

「すみっこの空さん」は小難しい哲学の入門書とは違う視点でいろいろと考えさせられるので、思考が行き詰った時の処方箋。哲学の本質は偉大な先人の思想を取り込むことではなく、自分の目の前に映し出された世界を自分の言葉で記述する作業。大人になるにつれて失う純粋さこそ、世界に対する自由な問いかけの源泉だから、空さんの何気ない一言があまりにも核心をついていてどきりとする。