「人生はマラソンだ!」(2012オランダ)

ロッテルダムで自動車修理工場を営むギーア。従業員は、レオ、ニコ、キースの怠け者中年トリオと真面目なエジプト移民の青年ユースの4人。ある日、税金の滞納が発覚し、工場の経営不振が明るみに。そこでこの窮地を脱する方策としてギーアたちは一か八かの賭けに出る。それは、1ヵ月後のロッテルダム・マラソンで全員完走を条件にスポンサーとして出資してもらうというもの。はたしてギーアたちは、フルマラソンを完走し、工場閉鎖を回避することができるのか?

諸々の事情が絡み合いつつ、マラソン全員完走という目標に向けて一致団結。ベタそうでベタじゃない、少しベタな展開。最後のシーンは映画的演出と割り切れば嫌いじゃない。紆余曲折ありながらも、マラソンを通じて各々が抱える問題と向き合いながら成長し、なんとか丸く収めてハッピーエンドという感じ。

独断と偏見に基づく私的評価【★★★☆:優】