オオカミ、反論す

 今後の進退について意思を表明したメールにやっと返信が来た。まずさ、1つ言いたいのは、ボクの「テーマ変更の可否」についての質問に対して「決意はあるのか?」という別の質問で返されてるっていうのはどういうことなの? 決意を見せなきゃ質問には答えないということかい? あぁ、げんなりしてくる。
 現状に対する認識があまりにもボクとかけ離れてる。ボクはこの問題を「生き方」の問題だと捉えてる。キルケゴールが言うところの、「そのために生きて、そのために死にたいと思うようなボクの真理を探すこと」に他ならない。正直なところ、どうもボクの真理とは違うような気がするのだけど、近い将来何らかの仕事に就かなければならないことを思えば、理想を追い求めてばかりいるわけにもいかない。どうせ資格取得ために取らなきゃいけない授業もあるし、もっかい戻ってみればいい。それで戻れれば儲けもの、ダメだったらさよならするだけ。
 どうも先方はボクの協調性を疑ってる様子。確かに周りとつるむより一人でいる方がずっと好き。これは否定しない。研究室の何が問題なのかといえば、[研究が出来ない→肩身が狭い→言いたいことも言えない→不満蓄積]というループなわけで。そのループを解消すれば良いんじゃないかと、ボクは踏んでいるのだけど。曲解に次ぐ曲解で説明する気も起きないや。面倒くさいから、ボクの人間性の問題ってことにすれば? 周りと共同で研究をする内に、どう考えてもごはんや帰りの電車は含まないと思うのだけど。含むんならそう明言しとけよ。
 死を意識しながらも、戻るという選択肢を選んだのに、さらに決意を示せと言う。靴でも舐めるか? それとも連帯保証人にでもなるか? 溝は深まるばかり。数日の内に、返信することは無いでしょう。まぁ、こういうことなので(もしかしたら見ているご本人様へ)。