しばしの御暇を頂きまして

 学園祭とやらで数日授業が休みになり、個人的な授業スケジュールも相まって、1週間ほどまとまった休みになった。本来ならばねぐらにこもって「死ぬこと」を夢見ながらぐうたら過ごしたいところだったが、ひょんなことから地元に戻ることになった。8月末の夏休み、9月末のOD騒動、そして今回の学園祭にまつわる休みと、1ヶ月置きに帰省していてなんだか妙な感じもするのだが。

■10月29日の出来事
 月曜は授業がないので毎週土曜〜月曜は3連休なのだが、帰省をする前にある程度ねぐらの片付けを連休中にするつもりが、土曜は精神的にダウナーで、日曜もやる気が起きず、ようやく月曜になって取りかかる始末。結局、夜中までかかって、なかなか寝付くこともできず、この日は2時間ほどしか寝れず。それでも6時半に起きて大学に行き、1〜3限まで授業。授業終了とともに急いで駅に向かい、15時半過ぎに一旦帰宅。慌てて支度をして、16時前の急行に飛び乗って新宿まで。そのまま素直に帰省すれば良いものを、ゲーマーズやらとらのあなを巡ってコミックやらラノベやらを買い込み、さらにはhubでお酒を軽くやったり。酔いのせいか、寝不足のせいか、ぼんやりとした頭痛。東京まで出て新幹線に乗り換え、新白河から1駅だけ在来線に乗り、21時を少し回ったころ白河着。駅前のアビラでワンタンメンを食す、美味し。その後、親に車で拾ってもらい帰宅。

■10月30日の出来事
 夕方から家族そろって郡山へ出かける。ちょっとした買い物などで時間を潰し、20時からこじゃれたバーで飲む。実はこのバー、かれこれ10年以上前から気になっていたお店だったのだが。モスコミュール、モヒート、ズブロッカトニック、バラライカ、ブラックルシアン、ホワイトルシアン、カミカゼ、バーテンさんのおすすめ2杯(ウイスキー系とテキーラ系だった気がする)、ズブロッカのロック……としこたま飲む。ズブロッカトニックの桜もしくは蓬のようなみずみずしい後味が美味しく感じたことはよく覚えているのだが、後半は酔いのせいか味の違いを楽しむ余裕もなくアルコールだったら何でも良い状態に。店を出て、終電までの時間を潰そうと2軒目に入ったあたりから急に酔いが回りだし、完全にグロッキー状態に…… 具合が悪くて、頼んだモヒートを一口も飲まず、ただただトイレに篭もり、脂汗まみれで具合の悪さと格闘していた。店を出たのが終電ギリギリの時間になってしまい、どうしても水が飲みたかったので両親に先に電車に乗るよう指示し、少し回復したボクはコンビニへ走り、急いで改札口へ向かい切符を買って列車へ。何両目にいるのか両親にメールしてみたら、「別の改札口でボクを待っていて、まだ乗っていない」とのこと。結論から言うと、タクシーで帰る羽目に。酔いつぶれた点については全面的に自分の非を認めるが、終電に乗りそびれた点については納得がいかない。飲みすぎた時のあの生き地獄のような苦しみ(それでも軽い方だが)を味わいながら、なんとか就寝。

■10月31日の出来事
 昼過ぎに起きる。二日酔いなのか頭がぼんやりと痛む。ぬるめのお風呂にゆっくり浸かり、少しだけ楽になる。14時前から車で出かける。本屋とダイソー巡り。やはり大きめの車は苦手だ。車体感覚が掴めず、ぶつけるんじゃないかと気が気でない。以前の軽自動車が恋しい。それでも何とか無事に帰宅。一日中ぼんやりとした頭痛。さすがに夜までこう続くと、二日酔いは原因じゃ無いだろう。ロキソニンが手放せない。
 明日は高校時代の友人と会う。結局、薬も酒も感覚を鈍くさせているに過ぎないのだろうが、酒は調子に乗れば生き地獄直行。ボクにはやっぱり薬の方があっているような気がするのだが、何だかんだで明日も酒を飲むことになりそうだ。いや、ボクが段取りを取りしきり、バー(30日に醜態を晒した件のバーなのだが)の予約の電話をしている始末。本当に、ボクは学習能力が無いなと思います、はい。せいぜい、生き地獄に突き落とされないよう、明日は気をつけよう。
 希死念慮を抱くくらいだから、しらふでもこの世界は生き地獄であることには変わりないのだが。